「鶴齢の雪室」に今期分の雪を入れました
3月に入り暖かい日も多くなって来ました。
三寒四温を繰り返し魚沼にも春がやってきます。
弊社では春の訪れを感じる行事があります。
「鶴齢の雪室」の雪入れです。
昨年の5月9日に完成した
弊社の商品貯蔵、保管倉庫「鶴齢の雪室」。
毎年3月に新しい雪を入れ直します。
今年は各地で大雪の報道が多く流れましたが、
弊社周辺はどちらかというと例年より少なめです。
基本的には弊社敷地内に雪を貯めて、それを貯雪室に貯蔵しますが、
今年は量が足りないため、近隣の公道より雪を運んで貯雪します。
こちらは雪を入れる前の貯雪室内の様子。
昨年の雪をすべて溶かし、室内を洗浄します。
バックホウとダンプを使って雪を室内に運びます。
その雪をロータリーで投雪します。
この作業を約1日半繰り返し、満杯に!
総量にして約400トンの雪を貯雪室に貯蔵しました。
雪は『雪男』がしっかりと見張ってくれています。
この雪は来年の3月には約1割ほどになり、
また新しい雪を入れていく形になります。
雪は酒以外にも様々な恵みをもたらせてくれます。
魚沼の春は、その雪の恵みを得た野菜(雪下人参、大崎菜など)が出てきます。
また雪が解ければ、山菜の季節到来です。
山は宝の宝庫に(山菜の無断採取は禁止です!)。
また今の季節は、花粉症に悩まされている皆様も多いかと思いますが、
雪は大気中のチリやホコリ、花粉など吸着してくれるため、
魚沼の空気はとてもクリーンです。
スキーも5月まで楽しめますし、春の魚沼はまた違った魅力が満載です。
是非春の魚沼に足を運んでみてください。